不育症blog始めるってよ

不育症と診断されるまでを記録してます。26歳。

26歳、不育症①

入籍後、夫の県外転勤が決まり1年間遠距離生活の末、今は一緒に住んでいます。

初期流産はその離れている期間と引っ越してから1回ずつありました。

最初の1回目は自宅で腹痛と大量出血で緊急搬送。完全流産でした。
症状としては最初は生理痛のような腹痛と少量の出血から始まりました。
その後、生理の比にならない程の大量出血と間欠的な強い腹痛、お通じをしたい様な感覚が続き何度もトイレへいきました。
救急車が到達した時には症状は落ち着いていました。

初期の流産は胎児側に問題があるため、決して自分を責めないようにと何度も言われました。

2回目はその半年後。
定期検診で心拍が認められず、稽留流産でした。
前回のような症状は全くありませんでした。

内診時、モニターに写る我が子が前回からあまり成長していないこと、ピコピコと心臓が動いていないことはすぐに分かりました。

口にしてしまうのはあまりにも恐ろしく、モニターを薄目に見ながら医師の言葉を待ちました。
内診を始めた瞬間から医師もわかっていたはずですが、時間をかけて色々な角度から診てくれました。


「赤ちゃん心臓がとまってるね。詳しい事は隣の部屋で説明します。」


サラッと放たれた言葉はとても重く、現実を突き付けるには十分でした。


隣の部屋に入ると医師から流産であること、初期の流産は胎児側に原因がよくあることだと説明がありました。
続けて看護師さんから入院処置の流れについて説明。
頭と気持ちが追い付いていない中、話だけがどんどん進んでいきました。
入院や処置の説明を聞いている間も涙を堪えて返事をするのがやっとで内容は何一つ頭に入っていませんでした。


診察が終わりその足で違う産婦人科医を受診しました。結果は同じでした。


それでも微かな望みにすがりたくて“流産後 心拍回復”を検索しては良い情報だけを都合よく自分に重ねていました。

26歳、不育症

付き合って3年、結婚4年目。
24~26歳の間に初期流産 2回、妊娠5ヶ月の後期流産1回を経験。

不妊症・不育症専門クリニックを受診し、不育症と説明。
今後、妊活をする際は医療の力を少しお借りすることになりました。

後期流産から9ヶ月。
もう辛い思いをしたくない、またお腹の子を苦しませたくないと言う思いが強く何もしていません。
医療の力をお借りして出産に至る確率が上がるとしても正直今はまだ、妊娠する事が怖いです。


しばらくは夫婦でゆっくり過ごすことにしました。

自身の経験を少しずつ記録として残していけたらと思ってます。